配信の切り抜きを縦型ショートにする方法|Shorts工房の使い方と価格

配信の録画からショート動画を作ろうとすると、時間がかかるのは「どこを切り抜くか探す」「縦型にする」「字幕を付けてズレを直す」の3つです。
結論から言うと、Shorts工房は、この3つを1本のWindowsアプリで済ませるために作った買い切りソフトです。
音声の盛り上がりから場面を自動で探し、カット・縦型化・自動字幕・書き出しまでを同じ画面で進められます。
この記事で分かること:
- 配信の切り抜きを縦型ショートにする手順(実際のアプリ画面つき)
- 盛り上がりを自動で探す「自動ハイライト検出」の使い方
- 価格・動作環境・買う前に知っておきたい注意点
このアプリは当サイト(IPPU Material Dayo)が開発・販売しているものです。画面はすべて実際のアプリを撮影したもので、内容はバージョン1.0.0時点です。
結論:配信の切り抜きは「探す→切る→縦型→字幕」の4工程で終わる
Shorts工房での作業は次の4工程です。慣れると1本あたり10分前後で、1080×1920のMP4が書き出せます。
- 探す: 自動ハイライト検出で盛り上がりの候補を出し、残す場面にチェック
- 切る: 再生位置で切って、要らない区間を消す(動画編集ソフトと同じ操作)
- 縦型にする: 切り抜き・全体+背景・2段(画面+顔)から選んで枠をドラッグ
- 字幕を付ける: 音声から自動生成し、波形の上でドラッグしてズレを直す
価格は買い切りで、発売記念価格 1,980円(2026年10月31日まで)、11月1日からは通常価格 2,980円です。月額制の編集ツール1〜2か月分の金額で、その後の支払いはありません。
Windows専用(10/11 64bit)で、Macには対応していません。初回起動時に動画処理エンジン(FFmpeg・whisper.cpp)を公式配布元からダウンロードするため、最初だけインターネット接続が必要です。動画そのものはパソコンの外に送信されません。
Shorts工房とは?配信アーカイブから縦型ショートを作るWindowsアプリ
Shorts工房とは、横型の配信アーカイブやスマホ動画から、YouTubeショート・TikTok・Instagramリール用の縦型ショート動画を1本で作れるWindowsアプリです。サブスクではなく買い切りで、文字起こしを含む処理はすべてパソコン内で行います。
| 工程 | できること |
|---|---|
| 探す | 自動ハイライト検出(音声の盛り上がりから候補を出す) |
| 切る | 再生位置で切る/区間を消す/無音を自動で詰める/複数の動画をつなぐ |
| 縦型化 | 切り抜き・全体+背景・2段レイアウト、ズームと枠のドラッグ |
| 字幕 | 音声から自動生成、原稿の自動割り付け、ズレ直し、字幕ごとの色・大きさ・位置・出し方 |
| デザイン・演出 | 内蔵フォント19書体、見本22種、切り替え効果16種、決めどころ演出、一部ズーム、効果音71点 |
| 読み上げ | VOICEVOX(別ソフト・無料)と連携してナレーションを追加 |
| 書き出し | 1080×1920・30fps・H.264のMP4。GPUがあれば自動で使用、音量も自動調整 |
CapCutやVrewのようなツールとの違いは、「長い配信アーカイブから場面を探す」ところから面倒を見る点と、買い切り・オフラインである点です。逆に、スマホだけで完結させたい人や、AIに丸ごと自動生成させたい人には向きません。
自動ハイライト検出で盛り上がりの場面を探す
3時間の配信を見返して切り抜き箇所を探すのが、いちばん時間のかかる作業です。自動ハイライト検出は、音声が急に大きくなる・騒がしくなる場面を点数化して、「ここから20秒」の候補を並べます。

使い方は3ステップです。
- カット画面で「1候補の長さ」と「候補の数」を決めて「ハイライトを探す」を押す
- 候補の番号をクリックすると、その場面がプレビューで再生される
- 残したい候補にチェックを入れて「チェックした候補だけ残す」を押す

上の画面は、7分32秒の配信から候補5つ(合計1分40秒)だけを残した状態です。映像は読まず音声だけを解析するので、この長さなら数秒で候補が出ます。「元に戻す」で取り消せるので、気軽に試せます。
ただし、BGMやゲーム音が常に同じ大きさで声の抑揚が少ない配信では、候補が出ないことがあります。その場合は、次に説明する手動のカットで切り出してください。
切って消すだけのカット操作
カットは動画編集ソフトと同じ考え方で、「再生位置で切る → 要らない区間を消す」だけです。残った区間は自動でつながります。

- Sキー(または「再生位置で切る」)で区間を2つに分ける
- タイムラインの区間をクリックして選び、Deleteキーで消す
- 消した部分はタイムライン上で「✂」の印に畳まれ、残った区間だけが並ぶ
- 「無音を自動で詰める」を使うと、「えー」や間を取り除いてテンポを上げられる
切り替え効果(黒フェード・ワイプなど16種類)を区間のつなぎ目に入れると、作業中のプレビューでもそのまま確認できます。
横型の配信画面を縦型にする3つのレイアウト
縦型化の画面では、次の3つから選んで、プレビュー上の枠をドラッグするだけです。

- 切り抜き: 横画面の一部を縦に切り抜く。ゲーム画面の中央や顔の位置に合わせてズームできる
- 全体+背景: 横動画をそのまま中央に置き、上下を単色・ぼかし・画像で埋める
- 2段(画面+顔): 上にゲーム画面、下に顔カメラの2段構成
プレビューには、YouTubeショートやTikTokのアプリで隠れる範囲(タイトルや検索バー、右側のボタン)が表示されるので、字幕をその外に置けます。背景に使う画像は、縦型配信向けの幾何学模様の背景素材のような1080×1920の画像がそのまま使えます。
音声から字幕を自動で作り、ズレは波形の上で直す
字幕画面で「音声から字幕を自動生成」を押すと、パソコン内で文字起こしが動き、字幕がタイムラインに並びます。インターネットに音声を送らないので、未公開の配信でも安心です。

字幕のズレを直す方法は4つあります。
- タイムラインの字幕ブロックをドラッグする(波形を見ながら合わせられる。発話の境界に自動で吸着)
- 「ズレを自動補正」で、音声を再解析して文章に合う時刻を当て直す
- 「タップで時刻を打つ」で、再生しながらSpaceキーで頭出しする(2人の声が重なる場面向け)
- 「出っぱなしを直す」で、次の字幕まで表示され続けるのを発話の終わりに合わせる
文字の一部を選んで「★強調」を押すと、その部分だけ色と大きさが変わります。出し方はフェード・ポップ・タイプライター・カラオケ風・右から左へ流す、から字幕ごとに選べます。


上の2枚は、上にタイトル風の字幕、下にセリフの字幕を置いた例です。タイトル側は「2人目の話者B」として登録し、字幕ごとの位置・色・大きさの上書きで作っています。
デザイン見本と演出は1クリックで選ぶ
デザイン画面には、フォントと色の組み合わせの見本が22種類あり、クリックすると全部の字幕に反映されます。内蔵フォントは19書体で、パソコンにインストール済みのフォントも使えます。

フォントの選び方に迷ったら、商用利用無料のGoogle Fontsをジャンル別に紹介した記事も参考になります。内蔵フォントの多くはこの記事で扱っている書体です。

演出画面では、区間の切り替え効果、キルシーンなどの決めどころに入れる「ズームパンチ+フラッシュ」、画面の一部に寄る「一部ズーム」、効果音71点(すべて商用利用可)を再生位置に置けます。
書き出しは1080×1920のMP4。60秒の目安も常に表示

「MP4を書き出す」を押すと、1080×1920・30fps・H.264で書き出します。NVIDIA・Intel・AMDのGPUがあれば自動で使い、無い場合はCPUで処理します。音量は-14LUFSに自動で整えるので、スマホで聞いたときに小さすぎることがありません。
画面上部には出力時間が常に表示され、60秒を超えると色で知らせます(YouTubeショートとリールは3分まで、TikTokは60秒がショート扱いの目安。各サービスの仕様は変わることがあります)。書き出す前に「完成プレビュー」で仕上がりを確認できます。
価格は発売記念1,980円(10月31日まで)、以降は2,980円の買い切り
Shorts工房はBOOTHで販売している買い切りのソフトで、月額料金はありません。発売記念として2026年10月31日までは1,980円、11月1日からは通常価格の2,980円に戻ります。購入者ご本人のパソコンなら台数の制限なく使えて、作った動画は個人・商用を問わず公開・収益化できます。
| 期間 | 価格(税込) |
|---|---|
| 発売記念(2026年10月31日まで) | 1,980円 |
| 通常価格(11月1日から) | 2,980円 |
| 支払い回数 | 1回のみ(月額・年額なし) |
→ BOOTHで購入する(発売記念1,980円は10月31日まで)
買い切りなのでサブスク料金は不要
ショート動画向けの編集ツールはサブスク(毎月払い)が多いです。Shorts工房は1回きりの買い切りなので、毎月の支払いはありません。他社の月額を12か月分にした金額と並べると、次のようになります。各社の料金は2026年9月24日時点で公式サイトを確認した税込の月額です(CapCutは公式ページに金額の表示が無く、同日付のまとめ記事の参考値)。
| ツール | 料金 | 1年使うと |
|---|---|---|
| Shorts工房 | 2,980円(発売記念1,980円) 1回払い |
2,980円 |
| Vrew Light | 月1,590円 | 19,080円 |
| Vrew Standard | 月2,490円 | 29,880円 |
| CapCut Pro | 月2,180円 | 26,160円 |
| OpusClip Starter | 月15ドル | 180ドル (1ドル150円なら約27,000円) |
| Premiere Pro 単体 | 月3,280円 | 39,360円 |
Shorts工房の通常価格2,980円は、どのツールでも月額1〜2か月分ほどです。2か月目からは、サブスクを使い続けるほど差額が開いていきます。発売記念の1,980円なら、Vrew Lightの月額1,590円とほぼ同じ金額で、その後の支払いがありません。
ただし、向き不向きはあります。スマホだけで完結させたい人にはCapCut、AIに動画を丸ごと生成させたい人にはVrew、クラウドで自動切り抜きをしたい人にはOpusClipのように、それぞれ得意分野が違います。Shorts工房は「パソコンにある配信アーカイブから、縦型ショートを買い切りで作り続けたい人」向けです。料金は為替やキャンペーンで変わるため、申し込み前に各公式サイトで最新の表示を確認してください。
動作環境
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対応OS | Windows 10 / 11(64bit) |
| インストール | 不要(ZIPを展開して実行) |
| 初回起動 | インターネット接続が必要(FFmpeg・whisper.cpp・字幕用モデルを取得。合計約670MB) |
| GPU | 無くても動作。あれば書き出しが速い |
| 読み上げ | VOICEVOX(無料・別ソフト)が必要 |
| 形式 | 買い切り(サブスクなし) |
動画処理にはFFmpeg(LGPL)とwhisper.cpp(MIT)を別プログラムとして使い、初回起動時に公式配布元から取得します。読み上げ機能で使うVOICEVOXは別ソフトで、生成した音声には「VOICEVOX:キャラクター名」のクレジット表記が必要です。デジタル商品のため返金はできませんので、動作環境をご確認のうえお求めください。
よくある質問
Macでも使えますか?
使えません。Windows 10/11(64bit)専用です。
文字起こしの精度はどのくらいですか?
日本語の会話なら実用的な精度ですが、ゲーム音が大きい場面や2人の声が重なる場面では誤認識やズレが出ます。そのために「ズレを自動補正」「タップで時刻を打つ」「原稿を貼って割り付け」を用意しています。
動画はクラウドに送られますか?
送られません。文字起こしを含めて、すべてお使いのパソコンの中で処理します(初回のエンジン取得を除く)。
発売記念価格はいつまでですか?
2026年10月31日までです。11月1日からは通常価格の2,980円になります。買い切りなので、購入後の月額料金や更新料はありません。
3時間の配信でも扱えますか?
扱えます。取り込み時に重い解析をせず、区間を決めてからその区間だけ波形やサムネイルを作るので、長い配信でも待たされにくい設計です。自動ハイライト検出は音声だけを読むので、3時間でも数分程度が目安です。
まとめ:探す時間を減らせば、ショートは量産できる
配信の切り抜きで時間がかかるのは、「どこを切るか探す」作業と「字幕入れ」です。
Shorts工房は、そこを自動ハイライト検出で簡略化し、字幕入れも音声から自動生成できます。
切る・縦型・字幕・書き出しを同じ画面で終わらせるために作りました。
配信画面まわりの素材は、配信待機画面のフリー素材など当サイトで無料配布しているものと合わせて使えます。
価格は買い切りで、発売記念の1,980円は2026年10月31日まで、11月1日からは2,980円です。
→ BOOTHで購入する(発売記念1,980円は10月31日まで)


















